平塚に泊まっていました。電車で小田原駅に移動します。丹沢
の方の山は雲で隠れています。西丹沢の山か金時山か悩んで金時
山を選んでいました。晴れた景色が見れないのかとしょんぼりし
た気分で移動です。
小田原駅で下りて、おにぎりを買います。バスに乗って仙石で
下車します。バスの便が多いと使いやすいですね。乙女峠を通っ
て御殿場に行く便が少ないけど、登山口まで歩いてもそんなに時
間かかりません。
標高が高い町です。気温が低いので暖房を使っているのでしょ
う。冬の北国と同じようなストーブのにおいがしていました。
車が多いので車道の空気が悪いようです。少し我慢です。
いくつか山道がある山です。矢倉沢峠に通じる道がありますが
パスします。こちらは案内板があるから道がよさそうです。金時
神社入口でバス路線から別れました。大きな山が見えているから
金時山頂と思います。雲がかかっていました。
公時神社に参拝します。金時との区別がわかりませんが、同じ
意味だろうと思います。そのまま山道に入りました。整備された
きれいな道です。展望がありませんが、たまに紅葉した木が楽し
めます。
明神林道を横切ります。奥の院の案内があるので寄ります。大
きな岩が奉られていました。左から山道に戻ります。また大きな
岩が見えてきました。ふたつに割れているようです。公時宿り石
だそうです。割れたところに金太郎をイメージしたら桃太郎にな
りました。
がんばって登りましょう。木の根が目立つ道です。木が少ない
ところがありました。南に芦ノ湖や箱根山が見えます。まだ雲が
かかっていて空が白くかすんでいる景色です。
南西には丸岳がありますが青空になって欲しいものです。富士
山はこちらの山道からは見えないようです。急になった坂道を登
っていきます。寒くはなかったです。
9時半前に明神ヶ岳からのコースと合流しました。前に歩いた
道です。反対に下れば矢倉沢峠です。箱根町と南足柄市の堺の尾
根です。手すりがあったりします。雲が流れて日が差し込みます。
明るくてウキウキ。北東の斜面はキリで白く見えていました。
岩場を登っていきます。急だから山頂が近いのだろうと感じま
す。峠から約20分、ピークが見えました。建物があります。
標高1213mの山頂に到着しました。
小屋があって何人か外で景色を眺めているようです。
うわぁー。山頂に着くなり青空の下に美しい富士山が見えます。
西の方の景色ですが、こちらの雲が少なくて富士山がはっきりと
見えています。
山のふもとの方に雲があって、左から右へと流れています。ま
さか日が当たった明るい富士山が見れるとは思いませんでした。
とても幸せです。
山頂にある祠にお参りして、写真を撮る場所を探します。火山
特有の岩の上に立って写すことにしました。
富士山に白い雪が積もっているから、青空との堺がはっきりし
ています。白いくもり空でなくてよかったです。ふもとの方には
まだ雪がありません。下にある雲が雪の部分と重ならなくてよか
ったです。
上の方も雪が少ないところがあります。これからどんどん積も
るんでしょうね。横に線を引いたように雪の堺を感じます。雲が
あって、上が雪解けしたのか、または下に雪を降らせたのでしょ
うね。こんな見え方するんですね。
汗をかいたシャツを急いで着替えます。体が熱いのですが、空
気が冷たいから風邪に注意します。そして今度はズームして眺め
ます。
山頂のお鉢の稜線が見えます。下の方にはジグザグの登山道が
見えます。運搬車の道もあるはずです。小屋がわかりませんでし
た。道の近くにあるはずなんですが、、、、
富士山の南に愛鷹山があります。こちらも雲の上に頭をだして
います。雲の形が変わっていきますがなかなかどいてくれません。
駿河湾がなんとなく見えているように感じます。
愛鷹山の手前には長尾山(1144m)や丸岳(1155m)
が見えています。ここから歩いて行くことができる近い山です。
日が当たっています。丸岳には立ったことがないからいつか登っ
てみようと思います。
目を南に向けます。芦ノ湖があります。フェリーを確認したい
ところですが船が見えません。金時山のふもとにはゴルフ場が広
がってています。登山時に歩いたバス路線がわかりました。
芦ノ湖の左には箱根山があります。一番高いところが神山です。
残念ながら雲があります。こちらは青空ではありません。大涌谷
から蒸気がでているはずですが、雲と混じっている感じです。
湯河原の方の海を見たいのですが、雲が立ち込めていました。
小田原の方を眺めたいので場所を変えて樹間を覗きます。明神
ヶ岳があります。よく見える展望場があればいいなと思いました。
丹沢の方も眺めたいものです。山小屋の屋根からなら展望がよさ
そうな感じです。
おにぎりを食べて山頂周辺を散策します。黒くてゴツゴツした
石が多いです。草木はたくさん生えています。乙女峠への道があ
りますが、前に下山したコースです。
もっと山頂にいたいと思うのですが下山を開始します。足柄峠
の方に向かって下ります。初めての道なのでワクワクします。
神奈川県と静岡県の堺の尾根です。
急な斜面で階段がたくさん設置されています。階段が狭いから
順番待ちのところもあります。案内板があるから安心です。この
ルートを登って来られる人も多いです。すれ違いました。
途中富士山とふもとの御殿場の町がよく見えます。展望場があ
ると楽しいです。足柄峠や矢倉岳の方も眺めることができました。
その奥にある丹沢の山は雲に隠れていました。金時山にしてよか
ったです。
昨日の扇山で足の爪を傷めています。靴がまだ慣れていないか
らですが、今日も歩くのにこたえます。この靴はやめた方がよさ
そうです。ペース落ちるし危険です。鳥居を通過して小屋が見え
ました。車が置いてあります。ここまで入れるようです。
広い道を歩きます。分岐が見えました。ベンチがあります。西
に展望があるんですね。ここからも富士山がきれいに見えました。
ほんとに青空でよかったです。夕日の滝に向かって下ります。
道が細くなるのかと思いましたが、すぐに広い山道になりまし
た。尾根から金時山を眺めて、その後どんどん下ります。植林帯
はうす暗いです。やがて川沿いの道になり、何度か渡渉しながら
歩きました。
建物が見えます。もう少しぐるっと回ってから夕日の滝の分岐
に下山しました。車道です。ここにキャンプ場があります。滝を
見るために往復してきます。
植林の中に長い滝が見えました。近くに行くと水が勢いよく流
れ落ちていました。きれいです。夕日が差し込むのでしょうか?
滝を見た後は矢倉岳を眺めながらふもとを歩きます。金時山か
らどんどん離れていきます。12時半すぎに地蔵堂に着きました。
民家が多いです。前に足柄峠から下ってきたところです。バスが
10分前にでています。50分後のバスまで路線を歩きます。
日がさして明るいです。矢倉岳も温かく見えます。紅葉した葉
っぱがきれいです。無人市のカキとミカンを買いました。楽しみ
の一つです。
13時過ぎに矢倉沢のバス停につきました。以前ここから矢倉
岳に登っています。大雄山行のバスが2コースに分かれるところ
です。バス停の時刻表を確認して町中を歩きます。
ちょうどよい時間になった次の停留所でバスを待ちました。
前回と違って富士山がとてもきれいに見えた金時山登りでした。
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